ワタル世界は夢ばかり

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2015年4月23日出発
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僕の中で「現実」になった、アウシュビッツの悲劇



場所をリトアニアからポーランドに場所を移して。


僕は今回ある場所にどうして行きたくて、ポーランドまでやってきた。


そのある場所とは、旧アウシュビッツ強制収容所


「アウシュビッツ」という言葉を知ったのは小学校6年生のとき。


視聴覚室で授業2時間分を使い、ドキュメンタリー映像を見た。


あまりの衝撃に席を立つ児童もいた。


今でもそれは脳裏に焼き付いている。


人が人を人として認識していない、その酷い仕打ちは到底理解できるものではなかった。


自分の中ではそれを受け入れがたい、現実離れした話としてしか当時は聞くことができなかった。


それから時間が経ち、高校では世界史を専攻するなど、僕はそれが起きた背景も少しずつ理解できるようになった。


しかし、そこにリアリアティはなかった


ひたすら文字とにらめっこし続けた結果、もう何百年も前の話に感じられた。いまの人間がそんな馬鹿なことをするはずがない。


いや、正確にいえば世界史という「ストーリー」を勉強しただけであって、結局現実の話とも思えていなかった


そして、22歳になってようやく現実をみる時がやってきた。





アウシュビッツはポーランドのクラクフから電車で約2時間で行ける位置にある。


アウシュビッツは以前までドイツだと思っていたが、ポーランドの南端にあるのだ。


アウシュビッツの観光(観光といっていいのかはわからないが)は、収容所Ⅰと収容所Ⅱ(ビルケナウ)の2つの場所がメインである。


Ⅰのほうは収容所を改装してできた展示室のようになっており、Ⅱのほうは広大な土地にかつて収容所とされた建物が当時と変わらぬ状態(一部は意図的に破壊されてしまったりしたが)で見ることができる。


Ⅰのほうが午後3時まで団体客のみ入場という個人旅行者にはかなり不親切なシステムがあるため、まず先にビルケナウのほうに足を運んだ。


ⅠとⅡは3キロほどの距離で無料の区間バスも走っている。


まず目を引くのがこの門である。

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この入り口は10年前の自分にもかなりのインパクトがあった。


この門をくぐっては、もう2度と普通の生活には戻れない。


ここを通って列車は中へ。中央で停車し、運ばれてきた人々を「選別」する。働けるか、否か。

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25%の人は働けると判断され、75%の人はそのまま、ガス室、焼却所へ。


このとき人々は連れてこられた先での生活を期待して、コップや生活用品などを一緒に持ってきたという。


それについてはもう少し下で。




ビルケナウにはいくつかの建物の中を見て回ることができる。

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これは収容者が暮らしていた建物。腐りかけの藁に、1ヶ月に1度変えられれば良かったという薄い服を身にまとい苦しい冬も越えなければいけなかったのだという。


そういった環境が、伝染病や様々な病気を蔓延させたそうだ。


そのほかには、ガス室・焼却所の残骸がある。これは当時の証拠隠滅のために破壊されてしまっていた。

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ここは元々馬小屋であったが少し手を加え、400人ほどがここに収容されたようだ。

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さぁここでビルケナウは切り上げることにして、旧アウシュビッツ強制収容所Ⅰの方に移動してみる。

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ここには衝撃的なものがたくさんあった。


そう、先ほど話した生活用品、その一部をここで見ることができる。


まずはそのコップ。これだけの山になっていると自分の目も疑いたくもなる。

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このコップの数だけの人が・・・いや、コップを全員持ってくるわけでもないけど・・・


ついついどれだけの人が・・・と考えるが、考えれば考えるほど現実離れしすぎていてついつい「ストーリー」として頭におさめようとする自分が出てくる。


そんな自分に、苦しいほど、この物資たちは何かを訴えかけてきた。

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時折胸がぐーっと押さえつけられるような感覚に襲われることがある。

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なんともいえない息苦しさ。


なんの言葉を発するでもなく、そこから発せられるメッセージ。


今まで僕は機会があれば様々な地域の戦争に関する博物館に足を運んできた。


でもこれほどの「力」を感じたことがなかった。


ほかにも切り取られ山のようになった髪の毛、髪の毛で作られた生地など(さすがにインパクトが強すぎるので画像の掲載は控えます)。


どうしても理解できなかった現実がここにはあった。


誰がどうして戦争を起こすのか。


人が人に銃を向ける。街に爆弾を落とす。


それを全く現実として理解できなかった昔の自分。


そしてなぜそれが起こるのか、ある程度理解ができるようになった今の自分。


理解ができるようになった自分のほうが「なぜ」の想いはより一層強くなった。


経済のために、権力のために、民族のために、領土のために。


そんなもののために失われていい命などひとつもない。


今回はそれをより一層強く感じた。




ぜひ、一生に一度はここに訪れてほしいと思う。


できるだけ、できるだけはやく。


最後に!
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